1 わが家の昆虫事情
我が家では、カブトムシとクワガタ(カブクワ)を飼育し始めて3年になります。飼ってきた変遷としては、
1年目 国産カブトムシ、ノコギリクワガタ、ヒラタクワガタ、コクワガタ
一番多い時30匹
2年目 国産カブトムシ(第2世代)10〜15匹程度、
ノコギリクワガタ 1匹、ヒラタクワガタ(3匹)、ニジイロクワ
ガタ(幼虫)3匹
3年目 国産カブトムシ(第3世代)4匹、ニジイロクワガタ(成虫)
3匹(第2世代幼虫)26匹→友達にあげて5匹)、ヘラクレス
オオカブト(幼虫1)
になります。
2 子供が昆虫に興味を持ち始めた理由
お兄ちゃんが昆虫に興味を持ち始めたのは、おそらく小学校1年生頃だと思います。それまでは動物が大好きだったのですが、自分がハウスダストなどのアレルギーがあることから、動物は飼うことができないということで諦めることにしたそうです。
その時期に、学童保育にある昆虫の漫画(最強王シリーズやらサバイバルシリーズ)などを読み、昆虫の種類の多さと特徴的で魅力のある容姿を見て、見たこともないレアな昆虫を自分で見つけてみたいと思い始めたようです。
3 実際に飼い始めるまで
(1) 小1 アトラスオオカブト
今のカブクワを飼い始める前の小学校1年生の時に、実はアトラスオオカブトの成虫をつがいでペットショップで買って育てた時期がありました。アトラスオオカブトは、東南アジアなどに生息するカブトムシで角が3つの角を持っているカブトムシです。
お兄ちゃんがカブトムシを飼いたいと言ったことから、夫とお兄ちゃんでペットショップに行ったところ、つがいで1000円弱ということで買ってきました。
しかし、その時はカブトムシは獰猛な種類の場合(アトラスオオカブトは気性が荒いことで有名)、オスとメスを同じケースで育てようとするとオスがメスを攻撃してしまうことを知らず、一緒のケースに入れてしまいました。
すると、メスがオスの角で攻撃され、身体に穴があいてしまいました。見ててあまりにも可哀想だったので、急いて別々の虫かごで飼育しましたが、メスはその怪我が原因で死んでいまいました。
オスはお兄ちゃんがしばらくは餌をあげていましたが、ある日オスの角に指を挟まれてしまい、結構な量の出血をした後は、すっかり怖くなってしまい、結局、私が世話をすることになりましたが、1年も経たずに死んでしまいました。
(2)小2 カブトムシ・クワガタ採集ナイトツアー
アトラスオオカブトには、すっかりびびってしまったお兄ちゃんですが、NHK Eテレでやっていた昆虫番組を見て、カブトムシを取りに行きたいと言い出します。
我が家は残念ながら車を所有しておらず、近くの公園を調べても、クヌギやコナラといった、カブクワの集まる木は少なく、比較的近所にある「等々力渓谷」にも日中行ってみましたが、カブクワは夜間に活動するため見当たらず、また他の方が設置したお手製のトラップなどがすでにあり、素人がラッキーで採集することは難しそうでした。
そこで、夫が見つけてきたのが、夜間に昆虫採集に連れて行ってもらえるツアーでした。夫は早速申し込み、8月の終わりの時期に、お兄ちゃんと2人で、夜9時位の電車で国立市に行きツアーに参加しました。その結果、何とカブトムシ、コクワガタ、ノコギリクワガタ、ヒラタクワガタなどを30匹以上も捕まえて帰ってきました。
ここから、カブトムシ、クワガタとの生活が始まります・・・。