ストロー笛の長さと音シミュレーター

ストローの長さを変えて「ふく」を押してみよう。音が鳴るよ(音量に気をつけてね)。

下をふさいだストローと、長さのものさし

「ふく」をおして、音を聞いてみよう

ストローの長さ16.2cm下をふさぐ
音の高さ(ふるえる数)523Hz1秒に523回
ドレミでいうとドぴったり

ふいてみる

けんばんでいうと、どこの音?

けんばんの上の、いまの音の位置

黄色の三角がいまの音。左ほど低く、右ほど高い音です。「ド」の文字はピアノのまん中のドより1つ上のドです。

この太さなら、ドは約16.2cm、高いドは約8.0cmで作れます

いまの長さ16.2cmは「ド」の音(約523Hz)。下のドレミの表のボタンで、音を聞きくらべられます。

パンフルートのドレミ(ストローの長さ)

ボタンをおすと、その長さにして音を鳴らします。

ストローの太さ

下のはし

へやの温度

実験ノート

「ふく」をおすと、ここに長さと音の高さがたまっていきます。自由研究の表に写せます。

ストロー笛(パンフルート)のドレミは何cm?

下のはしをセロハンテープなどでふさいだストローの、口をつけるはしから底までの長さの目安です(20℃、このシミュレーターの計算)。太いストローほど、同じ音でも少しだけ短くなります。

音高さふつう(6mm)太め(8mm)タピオカ用(12mm)
ド523Hz16.2cm16.2cm16.1cm
レ587Hz14.4cm14.4cm14.3cm
ミ659Hz12.9cm12.8cm12.7cm
ファ698Hz12.1cm12.1cm11.9cm
ソ784Hz10.8cm10.7cm10.6cm
ラ880Hz9.6cm9.5cm9.4cm
シ988Hz8.5cm8.5cm8.3cm
高いド1047Hz8.0cm8.0cm7.8cm

ドの長さのちょうど半分にすると、1つ上の高いドになります。ふき方やふさぎ方で音は少しずれるので、はじめは表より5mmくらい長めに切って、少しずつ短くしながら合わせると失敗しにくくなります。

どうして長さで音の高さが変わるの?

ストローのふちに息を当てると、中の空気がふるえて音が出ます。ストローが短いと、中の空気は速く(1秒にたくさん)ふるえるので、高い音になります。長いと、ゆっくりふるえて低い音になります。

おうちの方向けに言うと、片方が閉じた管(閉管)の気柱の共鳴です。いちばん低い音(基本振動)では、管の長さの約4倍が音の波長になり、振動数は「音の速さ ÷ (4 ×(管の長さ+開口端補正))」で求められます。開口端補正は管の半径の約0.6倍です。音の速さは「331.5+0.6×気温」m/sなので、20℃では約344m/sです。下をふさがない管(開管)では波長が管の長さの約2倍になり、同じ長さでも約1オクターブ高い音になります。

パンフルートの作り方

用意するもの:太めのストロー(8本)、セロハンテープ、油性ペン、ものさし、はさみ(おとなが使う)、あればスマホのチューナーアプリ。

  1. 上の表を見て、ストローに切るところの印を油性ペンでつける。
  2. おとなの人に、印より5mmくらい長めに切ってもらう。
  3. 下のはしをセロハンテープで、すきまがないようにふさぐ。
  4. 下くちびるにストローの口をあて、ストローの口のふちに向かって、まっすぐ強めに息をふきかける(びんの口をふいて鳴らすのと同じふき方。下の図を見てね)。
  5. チューナーアプリや、このシミュレーターの音と聞きくらべて、高すぎたら少し長いものに作りなおし、低すぎたらおとなに少し切ってもらう。
  6. 8本を長い順にならべて、セロハンテープではりあわせればできあがり。
ストロー笛のふき方(横から見た図) ストローの上のはしを下くちびるに軽く当て、口からストローの口の向こうがわのふちに向かって息をふきかける。息の一部がストローの中に入り、中の空気がふるえて音が出る。下のはしはテープですきまなくふさぐ。 ① 息を、ストローの口の向こうのふちに当てる ② 下くちびるに軽く当てる(口の中に入れない) ③ 中の空気がふるえて音が出る ④ 下のはしはテープですきまなくふさぐ 鳴るふき方と、鳴らないふき方 左:ストローを下くちびるに当て、ふちに息を当てると鳴る。まん中:ストローを口にくわえると鳴らない。右:ストローが口からはなれすぎると、息がそれて鳴らない。 ○ ふちに当てる × くわえる × はなれすぎ
びんの口をふいて「ボー」と鳴らすときと同じふき方です。息の強さや向きを少しずつ変えて、いちばんよく鳴るところをさがしましょう。

安全のために:はさみはおとなが使いましょう。ストローを口にくわえたまま走ったり、友だちに向けたりしないでください。何本も続けて強くふくと、頭がくらくらすることがあるので、休みながらふきましょう。

自由研究のまとめ方のヒント

ストローを21cm・18cm・15cm・12cm・9cmのように切って、チューナーアプリで音の高さ(Hz)をはかり、表にしてみましょう。横じくを長さ、たてじくを音の高さにしたグラフは、長さが半分になると高さが2倍になる、なめらかなカーブになります。高学年なら「長さ×音の高さ」がほぼ同じ数になること(反比例)を確かめてみましょう。下をふさいだときと、ふさがないときのちがいや、夏と冬のちがいをくらべるのも、よい研究になります。

よくある質問

ふいても音が出ません。

「パンフルートの作り方」の図のように、ストローを口の中に入れず、下くちびるに軽く当てて、ストローの口のふちに息がぶつかるようにふきます。息の向きを少しずつ変えてみてください。細いストローより、太いストローのほうが鳴らしやすくなります。下のはしのすきまからもれていても鳴りにくくなります。

計算の長さに切ったのに、音が少しずれます。

ふき方(息の強さや、くちびるでストローの口をどれだけおおうか)で、音の高さは少し変わります。下をふさぐテープやねんどがストローの中に入りこむと、そのぶん短くなって音が高くなります。長さは、口をつけるはしから、ふさいだ底までをはかりましょう。

夏と冬で音の高さは変わりますか?

少し変わります。空気があたたかいほど音は速く進むので、同じストローでも夏のほうが少し高い音になります。10℃と30℃では、約3%(半音の半分くらい)ちがいます。

先をつぶして切った「ストロー笛」とはちがいますか?

先を平たくつぶして三角に切り、口にくわえてふく笛は、つぶした先がふるえて鳴るしくみです。長さを短くすると高い音になるのは同じですが、このシミュレーターの計算(ふちに息を当てるパンフルートの形)とは、音の高さが少しちがいます。