ストロー笛(パンフルート)のドレミは何cm?
下のはしをセロハンテープなどでふさいだストローの、口をつけるはしから底までの長さの目安です(20℃、このシミュレーターの計算)。太いストローほど、同じ音でも少しだけ短くなります。
| 音 | 高さ | ふつう(6mm) | 太め(8mm) | タピオカ用(12mm) |
|---|---|---|---|---|
| ド | 523Hz | 16.2cm | 16.2cm | 16.1cm |
| レ | 587Hz | 14.4cm | 14.4cm | 14.3cm |
| ミ | 659Hz | 12.9cm | 12.8cm | 12.7cm |
| ファ | 698Hz | 12.1cm | 12.1cm | 11.9cm |
| ソ | 784Hz | 10.8cm | 10.7cm | 10.6cm |
| ラ | 880Hz | 9.6cm | 9.5cm | 9.4cm |
| シ | 988Hz | 8.5cm | 8.5cm | 8.3cm |
| 高いド | 1047Hz | 8.0cm | 8.0cm | 7.8cm |
ドの長さのちょうど半分にすると、1つ上の高いドになります。ふき方やふさぎ方で音は少しずれるので、はじめは表より5mmくらい長めに切って、少しずつ短くしながら合わせると失敗しにくくなります。
どうして長さで音の高さが変わるの?
ストローのふちに息を当てると、中の空気がふるえて音が出ます。ストローが短いと、中の空気は速く(1秒にたくさん)ふるえるので、高い音になります。長いと、ゆっくりふるえて低い音になります。
おうちの方向けに言うと、片方が閉じた管(閉管)の気柱の共鳴です。いちばん低い音(基本振動)では、管の長さの約4倍が音の波長になり、振動数は「音の速さ ÷ (4 ×(管の長さ+開口端補正))」で求められます。開口端補正は管の半径の約0.6倍です。音の速さは「331.5+0.6×気温」m/sなので、20℃では約344m/sです。下をふさがない管(開管)では波長が管の長さの約2倍になり、同じ長さでも約1オクターブ高い音になります。
パンフルートの作り方
用意するもの:太めのストロー(8本)、セロハンテープ、油性ペン、ものさし、はさみ(おとなが使う)、あればスマホのチューナーアプリ。
- 上の表を見て、ストローに切るところの印を油性ペンでつける。
- おとなの人に、印より5mmくらい長めに切ってもらう。
- 下のはしをセロハンテープで、すきまがないようにふさぐ。
- 下くちびるにストローの口をあて、ストローの口のふちに向かって、まっすぐ強めに息をふきかける(びんの口をふいて鳴らすのと同じふき方。下の図を見てね)。
- チューナーアプリや、このシミュレーターの音と聞きくらべて、高すぎたら少し長いものに作りなおし、低すぎたらおとなに少し切ってもらう。
- 8本を長い順にならべて、セロハンテープではりあわせればできあがり。
安全のために:はさみはおとなが使いましょう。ストローを口にくわえたまま走ったり、友だちに向けたりしないでください。何本も続けて強くふくと、頭がくらくらすることがあるので、休みながらふきましょう。
自由研究のまとめ方のヒント
ストローを21cm・18cm・15cm・12cm・9cmのように切って、チューナーアプリで音の高さ(Hz)をはかり、表にしてみましょう。横じくを長さ、たてじくを音の高さにしたグラフは、長さが半分になると高さが2倍になる、なめらかなカーブになります。高学年なら「長さ×音の高さ」がほぼ同じ数になること(反比例)を確かめてみましょう。下をふさいだときと、ふさがないときのちがいや、夏と冬のちがいをくらべるのも、よい研究になります。
よくある質問
ふいても音が出ません。
「パンフルートの作り方」の図のように、ストローを口の中に入れず、下くちびるに軽く当てて、ストローの口のふちに息がぶつかるようにふきます。息の向きを少しずつ変えてみてください。細いストローより、太いストローのほうが鳴らしやすくなります。下のはしのすきまからもれていても鳴りにくくなります。
計算の長さに切ったのに、音が少しずれます。
ふき方(息の強さや、くちびるでストローの口をどれだけおおうか)で、音の高さは少し変わります。下をふさぐテープやねんどがストローの中に入りこむと、そのぶん短くなって音が高くなります。長さは、口をつけるはしから、ふさいだ底までをはかりましょう。
夏と冬で音の高さは変わりますか?
少し変わります。空気があたたかいほど音は速く進むので、同じストローでも夏のほうが少し高い音になります。10℃と30℃では、約3%(半音の半分くらい)ちがいます。
先をつぶして切った「ストロー笛」とはちがいますか?
先を平たくつぶして三角に切り、口にくわえてふく笛は、つぶした先がふるえて鳴るしくみです。長さを短くすると高い音になるのは同じですが、このシミュレーターの計算(ふちに息を当てるパンフルートの形)とは、音の高さが少しちがいます。