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光電池シミュレーター

光電池をどの向きにすると、モーターがいちばんよく回るかな?

横から見た光電池と太陽の光、光電池につないだモーター 横から見たところ(右が南)

スイッチを入れてみよう

流れる電流— 
電圧— 
プロペラ— 

光電池をつなぐ

光電池のかたむき

0°は地面に平らに置いたとき、90°はまっすぐ立てたとき。スイッチを入れると、実験ノートに自動で記録されます。

光電池に当たる光の強さ

光電池を約40°かたむけて光に向けると、電流がいちばん大きくなります

計算の目安です。

天気・光

太陽の高さ

紙でおおう広さ

光電池の数

つなぐもの

かたむきと電流

光電池のかたむきと、流れる電流のグラフ

線は計算の予想、点はこの条件で記録した結果です。光にまっすぐ向いたところが山のてっぺんになります。

実験ノート

スイッチを入れると、ここに結果がたまっていきます。自由研究の表に写せます。

光電池の角度で、モーターの回り方は変わる?

変わります。光電池は、光がまっすぐ当たるように向けたときに、いちばん大きな電流を流します。このシミュレーターの計算(晴れの日・太陽の高さ50°・光電池1まいとモーター)では、光電池のかたむきと電流の目安は次のとおりです。

光電池のかたむき光へのずれ電流モーター
0°(平ら)40°約—mA—

太陽の高さが50°のときは、光電池を40°(=90°−50°)かたむけると、光にまっすぐ向きます。太陽が高い夏はねかせぎみに、太陽が低い冬は立てぎみにすると、よく発電します。

どうして光に向けると、よく回るの?

光電池は、当たった光の量に合わせて電気を作ります。光電池をななめにすると、同じ光のたばが広い面に広がって当たるので、光電池のひとつひとつの場所に当たる光がうすくなります。だから、光にまっすぐ向けたときがいちばん多く電気を作れるのです。紙でおおって光の当たる広さをへらしても、電気はへります。

おうちの方向けに言うと、光電池(太陽電池)が作る電流は、受ける光の強さ(放射照度)にほぼ比例します。光が面に斜めに入ると、受ける強さは入射角のコサイン倍になります(ずれ60°で半分)。いっぽう電圧は光の強さが変わってもあまり変わらず、明るいへやの明かりでも1V以上が出ます。そのため、たくさんの電流がいるモーターは光が弱いと回りませんが、少しの電流で動く電子オルゴールは、へやの明かりでも鳴ることがあります。小学6年生の「電気の利用」で、光電池を使って電気を作るはたらきを学びます(以前は4年生で学習していました)。

おうちでの実験のやり方

  1. 光電池にモーター(プロペラをつける)か電子オルゴールをつなぐ。導線の金属の部分どうしがさわらないようにする。
  2. 晴れた日に外に出て、光電池を地面に平らに置き、モーターの回り方を見る。
  3. 光電池の下に本や箱をはさんで、かたむきを0°・30°・60°・90°と変える(分度器ではかる)。光電池の向きは、太陽のほう(南)に合わせる。
  4. プロペラの回り方や、検流計(けんりゅうけい)があれば電流を記録する。光電池のかげがいちばん小さくなる向きが、光にまっすぐ向いたときです。
  5. 紙で光電池の半分をおおったり、くもりの日にためしたりして、このシミュレーターの予想とくらべてみる。

太陽を直接見ないようにしましょう。光電池やモーターをコンセントやほかの電池とつながないこと。夏の日なたでは光電池や導線が熱くなるので、さわるときに気をつけ、熱中症にも注意してください。

自由研究のまとめ方のヒント

横じくを「光電池のかたむき」、たてじくを「電流(またはプロペラの回り方)」にしてグラフをかくと、山の形になります。山のてっぺんのかたむきと「90°−太陽の高さ」をくらべてみましょう。同じ実験を朝・昼・夕方や、ちがう季節にすると、てっぺんの角度が変わることがわかります。光の強さ(天気)・おおう広さ・つなぐものを1つずつ変えてくらべると、何が電気の量を決めているかがはっきりします。

よくある質問

くもりの日にモーターが回らないのはなぜ?

くもりの日の光は、晴れの日の数分の1しかありません。模型のモーターは、回りはじめるのに130mAくらいの電流がいるので、光電池の電流が足りないと止まってしまいます。電子オルゴールのように少しの電流で動くものなら、くもりの日でも鳴ることがあります。

光電池の一部分だけをかくすと、どうなりますか?

このシミュレーターでは、紙が光電池のすべての小部屋(セル)を同じ広さずつおおうとして、おおった広さの分だけ電流がへる計算にしています。本物の光電池は、小さなセルが直列につながっているので、1つのセルだけを全部かくすと、電流がほとんど流れなくなることがあります。おおい方を変えてためしてみましょう。

光電池を2まいにすると、どうなりますか?

直列につなぐと電圧が約2倍になり、1まいでは光りにくいLEDも明るく光ります。並列につなぐと流せる電流が約2倍になり、光が弱いときでもモーターが回りやすくなります。乾電池のつなぎ方は豆電球の直列・並列シミュレーターでくらべられます。

光電池の電気をためておくことはできますか?

コンデンサーにためられます。手回し発電機でためた電気で豆電球やLEDをつける実験は、コンデンサーシミュレーターで試せます。

太陽の高さは、どうやって調べますか?

まっすぐ立てた棒のかげの長さからわかります。日にちと場所を選んで太陽の高さを調べるには、影の長さと太陽の動きシミュレーターが使えます。

この実験に使えるもの

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  • 光電池(学校用)アーテック 光電池(太陽電池)8365このページの計算のもとにした光電池(11×6cm・最大0.57W)です。導線つきで、モーターや電子オルゴールにつなげます。
  • 光電池用モーター光電池モーター FA-130RA少ない電流でも回りやすいように作られたモーターです。プロペラは別に用意します。
  • 電子メロディ(電子オルゴール)理科実験材料 電子メロディ1.2〜3.6Vで鳴る電子オルゴールです。光が弱くてモーターが回らないときと、くらべられます。